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一条工務店と言えば全館床暖房が有名ですよね。
その床暖房システムを利用したのが「全館さらぽか空調」。
冬場だけでなく夏場も快適に過ごせることもあり、全館さらぽか空調は人気のオプションでもあります。
しかし、我が家のi-smartは全館さらぽか空調を採用しませんでした。
なぜ我が家がさらぽか空調を採用しなかったのかを解説します。
全館さらぽか空調とは
全館さらぽか空調は、床暖房システムで家中に張り巡らさせたパイプに水を流すことで、床を冷やして夏を涼しくします。
他にも、気流を作り室内の温度が均一になるサーキュレーターや湿度をコントロールするデシカントといった設備が追加されます。
さらぽか空調を導入することで夏はさらっと、冬はぽかぽかで年中快適に過ごすことが可能になります。
特にデシカントは夏場の湿気を除去してくれるといった、高温多湿の日本で快適過ごすには欠かせないシステムとなります。
さらぽか空調のデメリット
導入費用が高い
全館さらぽか空調は標準仕様の床暖房と違いオプション扱いとなります。
金額は1.5万円/坪(2018年秋のスマイルキャンペーン価格)となっていますので、40坪なら60万円といったオプション料金になります。
しかし各部屋にエアコンを設置する費用を考えたら同程度の金額になりますので、高いと感じられない方もいるとは思います。
即効性はなく猛暑ではエアコンを使用する
エアコンのようにすぐ涼しくなるという即効性はありません。
近年では30度を超える猛暑が当たり前に続きますが、さらぽか空調を採用した施主の口コミを見るとやはり猛暑ではエアコンは必須のようです。
床冷房なので足元が冷える
冷気は下に溜まりやすいですが、サーキュレーターの作った気流で部屋全体に冷気が行き渡るようになっています。
それでも床を冷やして室温を保つという機能ですので足元が冷えます。
足元の冷え方に個人差はあると思いますので、足裏が冷たい等感じる方はスリッパや靴下で十分対応できるそうです。
一条工務店では宿泊体験というハウスメーカーでは珍しいサービスがあります。
さらぽか空調が導入されている宿泊体験施設で実際に床冷房を経験してみて、さらぽか空調の採用を決める方が良いと思います。
サーキュレーターやデシカントの音が大きい
口コミでサーキュレーターの音が大きいとの指摘が多くありました。
日中は生活音で気になることはありませんが、睡眠等の静かな時に風の音が気になるようです。
音以外にも、真っ暗な状態で天井を見ると、サーキュレーター本体にある緑色の小さな光が気になるからガムテープで隠したという口コミもありました。
デシカントの音が大きいと口コミがありましたが、ロスガード90もそれなりに音がします。
本来なら標準仕様のロスガード90が全館さらぽか空調の採用でデシカントに変更になっていますので、24時間換気システムの音問題を避けることはできなさそうです。
電気代
さらぽか空調を導入されている方の電気代をまとめてみました。
夏場・・・0.9万~1.2万円
※エアコン等の冷房設備の使用あり
冬場・・・1万~1.6万円
床暖房以外の暖房設備の使用なし
我が家の3月に使用した電気代は10,302円、4月は9,649円でした。
消費電力は3月が534kWh、4月が495kWhで、 床暖房以外の暖房設備の使用はありません。
さらぽか空調を導入した場合、夏場が1万円程度で冬場が1.5万円程度の電気代になるようです。
夏場は、毎年のように起きている記録的な猛暑日にエアコンの使用は避けられず、 さらぽか空調(床冷房と除湿とサーキュレーター)のみで過ごすことが難しいこともあります。
しかし冬の場合は、さらぽか空調(床暖房)のみで過ごすことが可能です。
さらぽか空調を採用しなかった理由
導入しても結局エアコンを設置する
我が家に全館さらぽか空調を導入した場合、その費用は約50万円となります。
各部屋にエアコンを設置することを考えたら少し高くつく程度ですが、結局夏場はエアコンが必須なので、さらぽか空調を導入してもエアコンを設置しないという選択はほぼ不可能です。
エアコンを設置するなら夏の暑さや湿気に十分対応できます。
エアコンだけで十分快適に過ごせていた
i-smartの高気密高断熱は、日本で販売されている住宅でトップクラスに位置します。
そして高気密高断熱の家はエアコンの効きが良いと言われ、温度と湿度コントロールが容易に管理できます。
今まで高気密高断熱とは無縁だった生活にエアコンだけで十分快適だったこと、エアコンの性能が高く消費電力が少ないということもあり、夏はエアコン必須の全館さらぽか空調にあまり魅力を感じませんでした。
冷房を作動してすぐに部屋中が涼しくなります。
電気代に殆ど差はない
地域差もあるとは思いますが、さらぽか空調あるなしで電気代に多少差があるようです。
標準仕様のロスガード90は月1,000円程度の電気代ですが、デシカントは月3,000円程度のようです。
さらぽか空調で導入されるデシカントやサーキュレーターが、それなりに電力を消費するようです。
まとめ
ポイント
- 導入費用が1.5万円/坪と高い
- デシカントの除湿によって、夏場の快適性は確実に増す
- さらぽか空調を導入しても、猛暑日はエアコンを使用する
導入費用が高く電気代も格段に安いとは言い切れないので、個人的に金銭的メリットはないと感じました。
その代わり、全館さらぽか空調の最大のメリットは快適性の向上です。
電気代を安くしたい人向けのオプションではないように思えます。
【住宅ローンを借りれる額と
返せる額は違います】
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