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管理人の松ちゃん です。
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i-smartは2011年7月に誕生し、多くの改良や設備の追加で今は「i-smartⅡ」として名前を変え、発売当初から一条工務店の看板商品として絶大な人気を誇っています。
私は2019年の1月に契約を締結させて6月に着手承諾、その4か月後の10月に着手となりました。
一条工務店の品質保全で設けられている棟数制限の影響もあり、完成と引き渡しは2020年の2月となってしまいました。
棟数制限による順番待ちで契約から居住まで1年という長い月日が、一条工務店の人気を表しているのではないでしょうか。
我が家の紹介
商品名 | i-smartⅡ |
広さ | 109.72㎡/33.19坪 2階建て |
外壁 | ハイドロテクトタイル |
太陽光発電システム(夢発電) | 7.56kW採用 |
商品は一番人気の「i-smartⅡ」です。
一条工務店の数多くある商品の中で気密性と断熱性が一番優れており、性能が高い住宅となっています。
気密性(C値)
C値
C値とは、住宅における相当隙間面積のこと。 建物全体にある隙間面積(㎠)を延床面積(㎡)で割った数値で、建物の気密性能の指標として用いられる。 C値の測定は、実際に建てられた建物内で専門の気密測定試験機を使って行い、数値が小さいほど優れた気密性をもつ建物といえる。
引用:SUUMO住宅用語大辞典
一条工務店では上棟後に気密測定を実施しています。
カタログスペックでは0.59㎠/㎡となっています。
C値の測定は無料で実施してくれます。
我が家でも、上棟後に気密測定を3回実施しています。
気密測定の結果は後日、自宅に郵送で送られてきました。
3回の気密測定の結果、C値が全て0.5㎠/㎡という結果になりました。
断熱性(Q値)
Q値
Q値とは、総熱損失係数のこと。家の内外の温度差が1度のときに、1時間に建物全体から逃げる熱量を床面積で割った数値。数値が小さいほど断熱・気密性能が高いといえる 。
引用:SUUMO住宅用語大辞典
カタログスペックは0.51W/㎡・Kです。
Q値の測定はオプション料金となっていましたので、我が家のQ値は測定していません。
気になるのであればオプション料金として追加するか、完成後に外部の業者で測定することが可能です。
ハイドロテクトタイル
外壁はi-smartやi-cubeで高い採用率のハイドロテクトタイルとなっています。
i-smartやi-cubeのハイドロテクトタイルは1.3万円/坪(i-cubeは1.6万円/坪)のオプション料金となりますが、2019年9月に発表された新商品の「グランセゾン」では、ハイドロテクトタイルが標準仕様となっています。
ハイドロテクトタイルとは各ハウスメーカーで広く採用されている「サイディング」や「モルタル」とは異なり、定期的な塗り替えが不要で自浄作用のある外壁となっています。
ハイドロテクトタイルのメリット
・メンテナンス費用がサイディング等と比べて圧倒的に安い
・耐用年数が60年以上
・自浄作用によって外壁の汚れが目立たない
しかしハイドロテクトタイルの歴史は浅く、メンテナンス費用や耐用年数が公表されている通りなのか分からないのが事実です。
太陽光発電システム(夢発電)
太陽光発電システムは7.56kWを採用しています。
一条工務店には夢発電システムという自社工場で作られたオリジナル太陽光パネルを使用した太陽光システムがあり、一条工務店の注文住宅では太陽光パネルの搭載率が8割超えと業界第1位となっています。
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【見積り公開】一条工務店で一番選ばれてる i-smartの坪単価
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夢発電システムでは全国で実際に発電されたデータを基に、発電量や予想売電収入を向こう10年・20年と試算してくれます。
発電シュミレーションでは20年以上の金銭的メリットを算出していますが、60年間運用できるとは思えないです。
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夢発電のメリット・デメリット【一条工務店 太陽光発電システム】
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見積り公開
標準仕様外工事(オプション)の消費税の適用税率が8%と10%の2つ混在していますので、税抜き価格に税率を掛けても合わないようになっています。
本体工事費(109.72㎡/33.19坪) | 21,877,948円 |
確認申請諸費用 | 383,600円 |
付帯工事費 | 1,056,800円 |
標準外工事費(オプション) | 2,060,547円 |
太陽光発電システム(夢発電) | 1,529,400円 |
消費税 | 2,196,536円 |
合計(税込み) | 29,104,741円 |
消費税で車買えちゃいますね(汗)
本体工事費
建物本体の価格でオプションも何も入っていない状態となっています。
建物本体の坪単価は、建坪が増えるのに比例して安くなっていきます。
33坪の我が家の坪単価は66万円です。
66万円の坪単価に、設備のグレードアップ等のオプションを追加することで、坪単価は更に上昇します。
建物本体の坪単価は年々上昇傾向で、2018年から契約締結時の2019年1月までに坪単価5,000円の値上げが3回実施されました。
一条工務店では「仮契約」という独自の制度があり、仮契約締結時点の坪単価を一定期間固定することができます。
我が家は、仮契約後1万円の値上げの影響を受けませんでした。
坪単価上昇の要因は、オリンピック需要による資材や職人単価の高騰という話がありました。
確認申請諸費用
- 確認申請書類
- 長期優良住宅手続き
- 瑕疵担保責任
確認申請諸費用の内容が上記の3つとなっています。
付帯工事費
建物を建てる際に必要な足場や仮設トイレの設置費用、屋外の給水排水の設備工事の費用となります。
また、特別運搬費もここに含まれています。
特別運送費
高低差のある土地でクレーン車を必要とする場合や、狭い道路に通常の運搬車が入らず小運搬に積み替えるといった際に発生する費用。
特別運搬費は建築場所によって高額になるケースがありますので、土地探しから始められる方は特別運搬費を安く抑えることが出来る土地を探した方が良いです。
標準外工事費(オプション)
ベタ基礎
標準外工事費には、住宅の基礎となるベタ基礎というものが含まれています。
ベタ基礎
床下全体にコンクリートを打って作る基礎のこと。コンクリートが地盤に接している部分が広いため、荷重が分散され安定した基礎となる。建築住宅が重い場合や軟弱地盤で採用される。
ベタ基礎は標準外工事(オプション)として費用が発生しますが、標準で布基礎という標準仕様の基礎があります。
ですが、一条工務店は布基礎の判定はあまりなく、多くの判定はベタ基礎としてオプション料金が計上されます。
我が家のベタ基礎は約34万円となっています。
地盤改良工事費
地盤調査は一条工務店が無料で実施してくれます。
他メーカーに依頼する場合は外部委託となり、約5万円程度の費用が発生します。
一条工務店の地盤調査は「スウェーデン式サウンディング試験」で実施します。
スウェーデン式サウンディング
地中にロッドという先端がキリ状になっている鉄の棒を地面に回しながらねじ込み、25㎝ねじ込むごとの回転数で地盤の固さを計測。 深度は10mまで測定可能であり1か所の測定時間は30分程で終了することが出来るので、主要な地盤調査の中では最も安価で調査期間が短い方法。
さらに一条工務店では自社内に開設した「地盤調査研究所」という部署で70万件もの膨大な地盤のデータベースを構築しています。
地盤調査研究所のデータを基に適正な基礎の選定を行っています。
地盤改良工事はピンキリで、約50万~150万円のオプション料金が計上されます。
ココがポイント
あらかじめ予算に計上しておくことで想定外の費用が発生することなく、安心して設計の打ち合わせをすることが出来ます。
まとめ
ポイント
- 家の性能が高く、外壁塗装の要らないコストパフォーマンスの高い家
- 坪単価は年々上昇している
- 建物本体の価格以外に500万円の諸費用(オプション含む)が必要
- タ基礎と地盤改良工事が発生すると100万円程度のオプション料金が計上される
標準仕様となる全館床暖房は他メーカーで採用すると非常に高価なオプション料金が計上されますので、i-smartのコストパフォーマンスは高いです。
また特別運搬費や地盤改良工事等の状況に応じて決まる想定外の出費がありますので、建物本体プラス600万円くらいの予算を必ず計上しておきましょう。
【住宅ローンを借りれる額と
返せる額は違います】
住宅ローンの可能借入額は、年収や返済負担率、借入期間等を勘案して、金融機関の窓口やインターネットのシミュレーションサイトで試算することが出来ます。
でもその可能借入額って、実際に毎月返せる額ではないことを知っていますか?
どういうことかというと、借入額を試算する際の返済負担率が、約30%~35%と各金融機関で決められています。
返済負担率は、年収(額面)に対しどの程度の割合で借金を返済するかを決めており、仮に年収500万円で返済負担率が35%だと、年間の返済返済額が175万円。
月に計算すると、約14.5万円という結果になります。
「今の収入で十分返せる。」と思うかもしれませんが、住宅ローンは30~35年という人生の半分程度をかけて返済していく大きな借金です。
その長い返済期間の間に、結婚や出産、教育費といった今はない出費が出てきます。
他にも、病気やケガで働けなくなったり、新居の設備等が壊れた時の修繕費等、将来予測不可能な出費もたくさんあります。
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